保育士の転職成功:子育てと仕事のバランスを手に入れる方法

保育士の働き方

保育士として働きながら、自分の子どもとの時間をもっと大切にしたいと感じているあなたへ。

このブログ記事では、私が保育士として長年働いてきた中で転職を決めた理由とその成功体験をご紹介します。

私が、保育士転職を考えた時は不安しかなく、周りに相談することも出来ずに一人で必死に頑張っていました。しかし、今思えば保育士転職は特別な事ではなく、私たち保育士がより良い環境で働くためには必要な物だと思っています。

それは、自分の置かれている環境の変化で自分が求める働き方も変わってくるので、今の職場で働き方を変える事が出来ない場合は、保育士転職を選択することで自分にとってプラスになることが多いと気付いたからです。

この記事を読んでいる人の中にも、今のままでは嫌だけどどう行動すべきか迷っていると感じている人も多いでしょう。
今回は私の成功体験を通して、保育士転職の具体的なメリットと心の整理方法をお伝えします。この記事を読むことで、あなたの働き方にも変化のチャンスが訪れるかもしれません。

1. 転職を決めたきっかけ

私が転職を決めた最大の理由は、上の子が小学生になる時に、自分の働き方に限界を感じたからです。

子どもとの時間を大切にしたい

正規職員として働く中で、遅番や早番、クラス担任などの責務が多く、自分の子どもとの時間を確保するのが難しくなっていました。特に、朝早くから夜遅くまで仕事がある日には、子どもと一緒に過ごせる時間がほとんどありませんでした。保育園で働いていると、子どもたちと関わる時間は長いものの、自分の子どもに対しては逆に時間が取れないという矛盾を感じることも多かったです。

  • 働き方の具体例
    例えば、早番の日は朝7時から勤務が始まるので、朝6時には家を出なくてはいけない事もありました。小学生になった子どもを送り出す時間が取れず、夫に任せることが多くなりました。
    遅番の日は夜8時までの勤務があり、帰宅しても子どもの宿題を見る時間もなく、バタバタしながら1日を終える事がほとんどでした。このような日常が続くと、子どもの成長を間近で見守れないことに対するストレスが溜まっていきました。

保育士として働いていると、子どもたちのためにと考える事が多いですが、自分が子育てを始めると自分の子どもを犠牲にしていると感じる事も多くなり辛くなってきました…

体調不良時の対応

さらに、子どもが体調不良の時に仕事を休むことに罪悪感を感じるのが辛かったです。保育士として、他の保護者の子どもたちを預かる責任感が強く、自分の子どものために休むことが職場に迷惑をかけてしまうのではないかというプレッシャーがありました。
しかし、実際には自分の子どもが一番大切で、そのためにしっかりとしたサポートができる環境が必要だと強く感じました。

  • 具体的なエピソード
    ある日、子どもが高熱を出した時に職場に電話して休みを申し出ましたが、急に休むことへの負担感と上司の理解不足が重なり、非常に大きなストレスを感じました。この経験が重なり、いつも心の中で葛藤しながら仕事を続けることに限界を感じました。

体調不良時に休むことに対して罪悪感を感じる必要はないと思う人もいるかもしれません。
しかし、実際は保育士は人が足りない職場が多く、保育士の人数がギリギリの職場では周りに負担をかけてしまう事は明らかです。

急な休みに対応できるように、普段から人数に余裕のある職場だと、急に誰かが休むときもお互いにカバーし合えるので、保育士の人数がきちんと確保されている職場を選ぶのは大切な事だと感じました。

ワークライフバランスの難しさ

保育士の仕事は非常にやりがいがある反面、体力的にも精神的にも大きな負担があります。
仕事と家庭のバランスを取ることは難しく、家に帰ってからも仕事のことが頭から離れないことが多々ありました。特に、クラス担任を任されていた時期は、子どもたち一人ひとりの成長や問題に対して責任を感じ、プライベートの時間でも気を抜くことができませんでした。

  • 仕事の負担
    保育士としてクラス担任を務めると、保護者とのコミュニケーションや、行事の準備、日々の保育計画など多岐にわたる業務がありました。そのため、休日でさえも仕事のことが頭から離れず、完全にリフレッシュすることができませんでした。
    特に行事前は、家に持ち帰りに仕事も多く、育児や家事との両立で悩むことも多かったです。

他の保育士の声

他の保育士仲間からも同様の悩みを聞くことが多くありました。多くの同僚が、家庭と仕事のバランスに悩んでおり、同じように転職を考えている人が少なくありませんでした。私が転職を決めるにあたって、同僚の意見や経験も大いに参考になりました。

  • 同僚との相談
    同僚の中には既に転職を経験した人もおり、保育士転職を通して新しい働き方のメリットや、具体的な職場の情報を聞くことで、自分にもできるのではないかという希望を持ち始めました。

転職を決断するまで

これらの経験を通して、自分の子どもとの時間を大切にしつつ、保育士として働き続けるためにはどうすればよいか真剣に考えました。自分の気持ちに正直になり、家族との時間を確保できる働き方を見つけるために、転職を決断するに至ったのです。

  • 自己分析
    転職を決める前に、自分が何を最も大切にしたいのかを徹底的に考えました。その結果、家族との時間を優先することが私の幸せにつながると確信しました。
  • 情報収集
    転職サイトや保育士のコミュニティを通じて、自分に合った働き方ができる職場を探し始めました。見学や面接を繰り返す中で、自分の希望に合う職場を見つけることができました。

2. 新しい働き方の魅力

転職してパート保育士として働くようになってから、生活がどのように変わったのか詳しくお伝えします。

固定時間で働けるメリット

パート保育士として働く最大の魅力は、勤務時間が固定されていることです。これにより、毎日のスケジュールが予測可能になり、家庭とのバランスを取りやすくなりました。

  • 規則正しい生活:決まった時間に出勤・退勤できるため、家族全員の生活リズムが安定しました。
  • 子どもとの時間:夕食やお風呂、寝かしつけといった家族との大切な時間をしっかりと確保できるようになりました。

休みが取りやすい環境

子どもの学校行事や急な体調不良にも対応しやすい環境が整っています。

  • 学校行事への参加
    子どもの運動会や参観日など、重要なイベントに参加できることで、家族の絆が深まりました。
  • 病気時の対応
    子どもが体調を崩した時にも、職場の理解があり、気兼ねなく休むことができるため、安心して看病ができます。
ほのびこ
ほのびこ

精神的ストレスが減ったことで、自分の子どもへの接し方にも余裕が生まれました。そうすることで、メリハリを持って保育士として働く事も出来るようになったことが1番嬉しかったです!

職場の理解と共感

同じような境遇の保育士が多い職場に移ったことで、私の働き方への理解が得られるようになりました。

  • 同僚の理解:子育て中の保育士が多く、互いに助け合う文化が根付いています。
  • 上司のサポート:上司も家庭の事情を理解してくれるため、柔軟な勤務対応が可能です。

自分で何でも背負い過ぎたり、頑張りすぎなくて良いんだと感じる事が出来る今の職場は、私にとって最高の環境になっています。

人それぞれ、保育士として働く上で大切にしたい事は違ってくるので、私に合っている職場が誰にでも合うわけではありません。また、他の人には合わない職場でも自分にとっては、すごく良い環境になることもあるので、諦めずに自分に合った職場で

精神的な安定

働き方を変えたことで、精神的にも大きな変化がありました。

  • ストレスの軽減:子どもとの時間を確保できるようになり、罪悪感やプレッシャーから解放されました。
  • 仕事への意欲:精神的に安定したことで、保育士としての仕事にも前向きに取り組むことができるようになりました。

実際の体験談

転職後、私の一日は以下のように変わりました:

  • :子どもと一緒に朝食を取り、登校を見送る余裕ができました。
  • 仕事:勤務時間内に集中して業務をこなし、定時に退勤。
  • 夕方:子どもと一緒に帰宅し、夕食を作りながら学校の話を聞くことができます。
  • :家族全員でリラックスした時間を過ごし、子どもと一緒に就寝。

3. 自分の気持ちを大切にする

転職の決断を通して、何よりも大切にしたのは自分の気持ちに正直になることです。以下の点を重視しました。

家庭と仕事のバランスを見直す

自分の生活と仕事のバランスを取ることが最優先でした。家庭内での役割や、仕事の内容、勤務時間を見直し、無理なく続けられる働き方を探しました。

  • 家庭内の役割分担:夫と家事や育児の分担を再検討し、協力して家庭を支える体制を整えました。これにより、仕事に集中できる時間が確保できました。
  • 仕事の内容:自分にとって無理のない業務量や内容を選ぶことで、仕事へのストレスを減らすことができました。

長期的な視点で考える

一時的な解決策ではなく、長期的に見て自分と家族にとって最適な働き方を考えました。

  • キャリアプラン:今後のキャリアについても考慮し、将来的にどのような働き方が理想的かを考えました。
  • 家族の将来:子どもの成長や家族の変化に合わせて、柔軟に対応できる働き方を見つけることが目標でした。

自分の希望通りの働き方ができる職場は必ずある

諦めずに自分の希望に合った職場を探すことで、自分らしい働き方を実現できると信じました。

  • 職場の見学:実際に職場を見学し、働く環境や同僚の様子を確認することで、自分に合った職場を見つけることができました。
  • 面接での確認:面接時には、自分の希望や働き方について具体的に質問し、職場の対応や理解度を確認しました。

転職活動のサポート

転職活動中は、周囲のサポートが大きな助けになりました。家族や友人、同僚の意見や助言を参考にすることで、自分にとって最適な選択をすることができました。

  • 家族の協力:転職活動中、家族のサポートを得ることで、安心して次のステップに進むことができました。
  • 友人や同僚の助言:転職経験のある友人や同僚からのアドバイスは、実際の転職活動において非常に役立ちました。

実際の体験談

転職活動を通じて、自分がどれだけ自分の気持ちに正直であることが重要かを再認識しました。以下の点を意識しました:

  • 自己分析:自分が何を最も大切にしているか、どのような働き方を望んでいるかを明確にしました。
  • 情報収集:保育士向けの転職サイトやコミュニティを活用し、自分に合った職場を探しました。
  • 家族の理解と協力:夫や子どもとの話し合いを重ね、全員が納得できる働き方を見つけました。

まとめ:希望する働き方を見つけるために

この記事では、私が保育士として転職を決意し、新しい働き方を見つけた理由とその過程について詳しくお伝えしました。

転職のきっかけと新しい働き方の魅力

  • 転職のきっかけ
    • 子どもとの時間を大切にしたいという強い思いから、現在の働き方に限界を感じた。
    • 正規職員としての責務が多く、家族との時間を犠牲にしていた。
    • 子どもが体調不良の際に、罪悪感を感じながら休むのが辛かった。
  • 新しい働き方の魅力
    • 固定時間で働けることで、規則正しい生活ができ、子どもとの時間を確保できるようになった。
    • 休みが取りやすい環境で、学校行事や子どもの急な体調不良にも対応可能。
    • 職場の理解と共感を得られることで、精神的に安定し、仕事にも前向きに取り組めるようになった。
  • 自分の気持ちを大切にする
    • 家庭と仕事のバランスを見直し、家族との役割分担を再確認。
    • 長期的な視点でキャリアプランを考え、自分の希望通りの働き方ができる職場を探した。
    • 家族や友人、同僚のサポートを受けながら転職活動を進め、自分に合った職場を見つけることができた。

自分が転職しようと思った時には…

転職を考えている保育士の皆さん、自分の気持ちに正直になり、希望する働き方を実現するために行動を起こしましょう。

まずは以下のステップを踏んでみてください:

  1. 自己分析:自分が何を最も大切にしているか、どのような働き方を望んでいるかを明確にする。
  2. 情報収集:保育士向けの転職サイトやコミュニティを活用し、自分に合った職場を探す。
  3. 職場見学と面接:実際に職場を見学し、面接で具体的な質問をすることで、職場の対応や理解度を確認する。
  4. 家族や友人のサポート:家族としっかり話し合い、友人や同僚の意見を参考にする。

転職活動の過程で得られる新しい発見や人とのつながりは、必ずあなたの未来を明るくしてくれるはずです。自分自身を大切にし、より良い保育士生活を手に入れるために、今こそ一歩踏み出してみませんか?