【保育士証・再発行手続き】保育士証を失くした時にどうしたらいいの?

Q&A

保育士証は、保育士の資格を証明するための大切な資格証明書です。

保育士として働くためには必要となります。

保育士証がないのに気づいたけど、保育士として働く事が出来ないの??
保育士証が手元にないけど、再発行はしてもらえるの??

そんな疑問にお答えします。

いざ保育士として働こうと思った時に、保育士証がないと本当に困ってしまいますよね。

保育士証って大切な物ってわかってるんだけど、結婚や引っ越しの時にしまい込んで見つからないこともありますよね…。

保育士証を失くした時に、どうしたらいいのか「保育士証の再発行手続き」の方法がわかります。

そこで、今回は保育士証の再発行の手続き方法すぐに保育士証が必要な時の対処法についてご紹介します。

この記事でわかること
  • 保育士証を失くした時にはどうしたらいいのか?
  • 保育士証の再発行手続きの方法と流れ
  • すぐに保育士証が必要な時の対処方法
  
 

保育士証を紛失してしまったら、どうすればいいのか??

まずは保育士に復帰しようかなと思ったら、保育士証が手元にあるか確認してください。

いざ保育士として働きたいと思った時には、保育士証のコピーを就職先に提出しなくてはいけません。

そんな時に、手元に保育士証がないと困ります。

まずは保育士に復帰しようかなと考え始めたら、保育士証が手元にあるか確認してみましょう。

保育士証は再交付(再発行)できる!

保育士証は、万が一紛失しても再交付(再発行)してもらう事ができます。

紛失以外にも汚れたりして、保育士証の文字が読み取りにくくなった時なども再発行してもらう事ができます。

保育士証を失くしてしまった時は、必ず保育士証の再交付手続きをするようにしましょう。

保育士証の再交付(再発行)には2か月程度かかる

再交付手続きが完了して手元に保育士証が届くまでは、およそ2か月程度かかります。

申請した書類などに不備(記入漏れ・必要書類が足りない)があれば、それ以上の期間がかかります。

そのため、保育証が必要になった時のために、保育士証がない事に気が付いたら、すぐに再交付の手続きを行っておくと安心です。

ほのびこ
ほのびこ

保育士証は手元にあるけど、名前や本籍地の変更を忘れていたという人は、下の記事を参考にしてください。

「保育士証再交付申請手続き」の流れ

紛失や汚れなどでの保育士証の再発行の手続きは、登録事務処理センターにて、郵送(日本郵政のみ)で行います。

保育士証が再交付されるまでの流れは以下の通りです。

保育士証の再交付には「登録変更等の手引き(保育士証再交付申請用)」(以下「再交付手引き」)が必要です

  1. 「再交付手引き」を取り寄せる
  2. 「再交付手引き」が自宅に届く
  3. 手数料を郵便局の窓口で支払う
  4. 保育士証再交付申請書を記入する
  5. 必要書類と一緒に保育士証がある場合(汚れなど)は原本を郵送する
  6. 再交付された保育士証が自宅に届く

ステップが多く大変そうに見えますが、一つずつ詳しく解説していきますので安心してくださいね。

現住所のみが変更になった場合の手続きは必要ありません。
※保母から保育士への名称変更の手続きとは違うので注意してください。

保育士証の再交付手続きに必要なもの
  • 保育士証再交付申請書
    「登録変更等の手引き」に同封されている⇒登録事務処理センターから取り寄せる 
  • 手数料1,100円 振替払込受付証明書
    手引きと一緒に同封されている振替払込受付証明書を記入して郵便局窓口で支払う 
    郵便局ATMでの払い込みは不可
  • 手元にある保育士証の原本(紛失以外・汚れなどで手元にある場合)

「登録変更等の手引き」を取り寄せよう

保育士証再交付申請手続きを行うために、まずは「登録変更等の手引き」が必要になります。

そのために以下のものが必要になります。

  • 返信用封筒1枚(角型2号、A4が折らずに入るサイズ)
  • 返信用封筒に貼る切手(請求部数に応じた郵便料金)
  • 返信用封筒を送るための送信用封筒(定型サイズ)1枚
  • 送信用封筒に貼る切手(必要金額分)

必要なものが揃ったら、「登録変更等の手引き」の取り寄せの準備をしましょう。

返信用封筒の準備

まずは返信用封筒(角型2号、A4が入るサイズ)に、自分の住所、郵便番号、氏名を記入し、赤字で再交付手引き〇部(必要な部数)と書きます。

続いて、請求部数に応じた郵便料金の切手を貼ります。

請求部数が1部なら140円、2部なら210円です。速達を希望する場合はプラス290円必要になります。

返信用封筒は手引書が入る角型2号サイズの物を用意しましょう

送信用封筒を準備

送信用封筒(定型サイズ)の宛先に、登録事務処理センターの住所を書きます。

定型サイズの封筒でOK!

送信用の封筒・定型サイズの封筒なら、25g以下であれば84円、50g以内は94円の切手で送ることができます。

続いて赤字で「再交付手引き〇部」と送信用封筒の表側に書きます。

送付先住所(登録事務処理センターの住所)
〒102-0083 
東京都千代田区麹町1-6-2 アーバンネット麹町ビル6階 登録事務処理センター

ほのびこ
ほのびこ

切手を貼った返信用封筒(角型2号)を折り曲げてから、送信用の封筒に入れて送って大丈夫。送信用の封筒は定型サイズの物を使って送るといいですよ!

送信用封筒を出す前にこれだけはチェック

切手を貼った返信用封筒(角型2号)を、送信用封筒(定型サイズ)に入れます。
返信用封筒は折りたたんで入れてもかまいません。

返信用封筒(角型2号サイズ)に、

  • 自分の住所に間違いがないか(郵便番号もきちんと書いてくださいね)
  • 再交付手引きの部数が、返信用封筒の表面に赤字で書いてあるかどうか
  • 返信用封筒に必要な料金分の切手が貼られているか

を確認したら、送信用封筒(定型サイズ)に入れます。

請求部数が1部なら140円、2部なら210円です。速達をご希望の方はプラス290円を返信用封筒(角型2号・上図左側の封筒)に貼り付けます。

この時、返信用封筒(角型2号)は折り畳んでも構いません。きれいに折りたたんでから入れるといいですよ。

次に、送信用封筒(定型サイズ)に封をして、

  • 登録事務処理センターの住所に間違いがないか
  • 再交付手引きの部数が封筒の表面に赤字で書かれているか
  • 定型サイズに必要な切手が貼られているか

3つのポイントをきちんと確認してから、郵便ポスト又は郵便局の窓口から郵送しましょう!

保育士再交付手引きが届いたら…。

再交付手引きが届いたら、いよいよ申請の準備を始めます。

手数料1,100円を郵便局の窓口で払い込みをする

「再交付手引き」に同封されている専用の払い込み用紙(青い文字、金額の欄に1,100円と記載されているもの)に、自分の氏名や住所を記入します。
(郵便局にある備え付けの払い込み用紙は使用しないように気を付けてくださいね)

住所・名前を書くところが3カ所あります。

記入漏れのないように確認してくださいね!

記入した払い込み用紙と手数料(一人当たり1,100円)が用意できたら、必ず郵便局の窓口で払い込み手続きをします

支払いが完了したら、郵便局の窓口で振替払込請求書兼受領証と、振替払込受付証明書(提出書類に添付)をもらいます。
どちらにも郵便局の日付入り受付印が押印されていることを必ず確認してください。

振替払込請求書兼受領証は、新しい保育士証が届くまで、ご自身で大切に保管してください。

必要な書類を揃えよう

  1. 保育士証再交付申請書
  2. 振替払込受付証明書
    (手数料1,100円を郵便局で支払った時にもらう払い込み用紙の右側部分)
  3. 汚れなどで手元に保育士証がある場合は原本
    (ブルーのファイルは一緒に送らない)

以上がすべて揃っているか確認してください!

保育士証再交付申請書

保育士証再交付申請書は、手引きの中に書き方が載っていますので、そちらを参考に記入してください。

振替払込受付証明書

振替払込受付証明書は、保育士証再交付申請書の裏面の枠に、全面糊付けします。

すべて準備できたら

必要書類が整ったら、すべてをまとめて左上をホチキスで止めます。

手引きに同封されている封筒に入れて、必ず郵便局窓口の簡易書留郵便で郵送してください!

保育士証は、申請先の都道府県の審査、決定を経て、各都道府県の保育士登録簿に記載されてから書き換え交付されます。

書類に不備がなければ、およそ2か月ほどでご自宅まで簡易書留で届きます。

もし3ヶ月以上経過しても保育士証が届かない、または何の連絡もないという場合は、登録事務処理センターまで問い合わせてみてくださいね。

【問い合わせ先】
〒102-0083
東京都千代田区麹町1-6-2アーバンネット麹町ビル6階
03-3262-1080

まとめ

保育士証を紛失してしまったら、再発行してもらうことができます。

自分の手元に再発行してもらった保育士証が届くまでは、申請してから2か月ほどかかります。

紛失などに気付いたら、早めに再交付の手続きを始めるようにしましょう。

まず準備するのは、

  1. 返信用封筒1枚
    (角型2号、A4が折らずに入るサイズ)
  2. 返信用封筒に貼る切手
    (請求部数に応じた郵便料金)
  3. 返信用封筒を送るための送信用封筒1枚(定型サイズでOK)
  4. 送信用封筒に貼る切手(必要金額分)

これらを用意して、登録変更等の手引き(保育士証再交付申請用)を「登録事務処理センター」から取り寄せましょう!

手引きが届いたら、

  1. 保育士証再交付申請書
  2. 振替払い込み受付証明書
  3. 保育士証原本がある場合は、保育士原本(汚れなど)

以上を揃え、登録事務処理センターまで簡易書留で郵送してください。

申請書類の受け付けは、都道府県の委託を受けた登録事務処理センターが行っています。
必ず郵送で申し込むようにしましょう。

また、登録事務処理センターでは窓口業務を行っていません。

申請書類を直接持参しても、再交付の手続きを行ってくれる事はないので注意しましょう。
※保育士登録先の都道府県でも登録事務の手続きを行っていません。

必ず、「登録事務処理センター」宛に書類を送付するようにしてくださいね。

保育士証がすぐに必要になった場合はどうしたらいいの?

保育士証の再交付までは2か月かかります。

保育士復帰を考えて仕事探しをした後で、「保育士証」の紛失に気付くこともあるでしょう。

すぐに、就職先に提出しなくてはいけない場合もあるかもしれません。

そんな時に、とりあえず今出来る範囲での対処方法をご紹介します。

基本的に再交付の手続きは行った上で、この対処方法を取りましょう。

ほのびこ
ほのびこ

再交付された保育士証が届くまでの応急処置として考えてくださいね。

保育士資格を登録してある都道府県に証明書を発行してもらう

保育士資格は、各都道府県に保育士として登録された上で「登録事務処理センター」が保育士証を発行しています。

保育士はそれぞれの都道府県に登録されているので、保育士資格を取得して申請した都道府県に登録されています。

保育士養成校(短大・大学・専門学校)などでは、学校がある都道府県に登録されています。
自分の本籍地の都道府県ではないので注意してくださいね。

保育士資格を取得して申請した都道府県が分かれば、その都道府県で証明書を発行してくれる場合があるのです。

しかし、この証明書は保育士証とは違いますので注意してください。
証明書を発行してもらっても、それが保育証の代わりになるものではありません。

その都道府県に保育士として登録されているという証明になります。

就職の際などで急ぎで保育士資格を証明したい人は、この証明書を発行してもらうのもひとつの手段です。

証明書に発行については、各都道府県で違いますので、確認してみてくださいね。